ざっし雑詩
盛年不重来
一日難再晨
及時当勉励
歳月不待人
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
盛年 重ねて来たらず
一日 再び晨なり難し
時に及んで当に勉励すべし
歳月は人を待たず
現代語訳
若く盛んな時は二度と来ない。一日に二度目の朝はない。この時を逃さずに励もう。歳月は人を待ってはくれない。
原文と書き下し文の対照
盛年不重来 ― 盛年 重ねて来たらず
一日難再晨 ― 一日 再び晨なり難し
及時当勉励 ― 時に及んで当に勉励すべし
歳月不待人 ― 歳月は人を待たず
鑑賞
若く盛んな時は二度と来ない。日常の一コマが、そのまま詩になっています。
日本で親しまれる理由
「歳月不待人」。盛年は再び来ない。今日を励もう。
語句
- 盛年
- 「盛年」——詩の情景を支える語
- 不重
- 「不重」——詩の情景を支える語
- 一日
- 「一日」——詩の情景を支える語
作者
陶淵明の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
陶淵明(東晋)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。