いんきょうりつによす寄殷協律
琴詩酒伴皆抛我
雪月花時最憶君
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
琴詩酒の伴 皆我を抛つ
雪月花の時 最も君を憶ふ
現代語訳
琴を弾き、詩を作り、酒を酌みかわした友はみな去ってしまった。雪や月や花の美しい時に、いちばん君を思い出す。
原文と書き下し文の対照
琴詩酒伴皆抛我 ― 琴詩酒の伴 皆我を抛つ
雪月花時最憶君 ― 雪月花の時 最も君を憶ふ
鑑賞
琴を弾き、詩を作り、酒を酌みかわした友はみな去ってしまった。日常の一コマが、そのまま詩になっています。
日本で親しまれる理由
「雪月花時最憶君」。雪の日、月の夜、花の頃。いちばんあなたを想う。
語句
- 琴詩
- 「琴詩」——詩の情景を支える語
- 酒伴
- 「酒伴」——詩の情景を支える語
- 皆抛
- 「皆抛」——詩の情景を支える語
作者
白居易の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
白居易(中唐)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。