啓蟄のさなか、土の中から命が目ざめる頃に生まれたあなたへ
三月八日の詩箋

3月8日の詩箋:白居易「大林寺桃花」人間四月芳菲尽、山寺桃花始盛開… 誕生の漢字〈帰〉

誕生の漢字

かえる
帰りたくなる場所をつくれる人
白居易 みんなの詩人タイプ
わかりやすく、誰とでも心を通わせる人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「蟄虫啓戸」(すごもりむしとをひらく)の頃。

書き下し文

人間四月芳菲尽 山寺桃花始盛開 長恨春帰無覓処 不知転入此中来

人間じんかん 四月 芳菲尽き

山寺の桃花 始めて盛んに開く

長く恨む 春帰りて覓もとむる処無きを

知らず 転じて此の中に入り来たらんとは

現代語訳

麓の里では四月、花はすっかり散ったのに、山寺の桃は今まさに満開。春は帰ってしまい、どこを探しても見つからないと嘆いていたが、なんとこの山の中に移ってきていたとは。

「大林寺桃花」をくわしく読む →

白居易(中唐)|七言絶句

添えの一首

登池上楼 謝霊運
気づけば、鳥の声も春に変わっている。